[記事評] 口だけの人が会社に必要なワケ

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/406/406417/

週刊アスキーの記事からです。

発想は豊かだけど実行が伴わない人が会社に必要だという話です。

現代では、アイデアを出して、さらにそれを自分で形にする人が求められている。発想と実行両方を求めるのは厳しいのではないか?または、口だけで実行しないからこそ新しいアイデアやスケールの大きなアイデアが浮かぶのではないか?と疑問を呈しています。

なるほど、自分が実行しないからこそ、とんでもないアイデアがでるかも?というのは一理あります。ただしこの記事中の発言者はスタジオジブリの鈴木プロデューサーです。エンタメ業界の場合は、口だけの人が会社に必要というのは納得がいきます。

しかし、一般的な会社でも口だけの人が必要でしょうか?

ココで考える必要があるのは、アイデア=発想力とそれを実現する実行力の関係です。

アイデアというと聞こえはいいですが、もし実行できないのであればそれはアイデアではなくて妄想です。妄想力が高い人と発想力が高い人は次元が違います。

この記事でいうところの口だけの人は発想力があるのだと思います。つまり、実現不可能とまでは言えない、ギリギリの大きな発想ができる人なのでしょう。それはどの業界でもどの時代でも重宝されます。

発想力の高い人を口だけの人と表現してしまうと、本当に口だけの妄想人間を助長することにならないか?と疑問に思います。

何も、自分で言い出したことを自分で実行に移す人だけが評価される時代というわけではないのでしょうか?発想だけする部隊があってもいいし、実行だけする部隊があってもいい。

ただし、繰り返しますが、できない発想はアイデアではありません。

発想力が実行可能であることを今一度考え直すいい記事でした。


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