[記事評] 「睡眠は90分サイクル」は誤り、眠りの科学は俗説だらけ

「睡眠は90分サイクル」は誤り、眠りの科学は俗説だらけ

Diamond onlineの記事、書籍の要約を読んだので簡単に考察します。

「90分の倍数の睡眠時間をとれば、目覚めがよい」
「22時から深夜2時までが睡眠のゴールデンタイム」
「7時間睡眠が寿命を延ばす」

記事では通説であるこれら3つが不正確な「睡眠神話」だと説いています。
また上記3に対応する答えが以下になります。

「睡眠は90分周期」ではない
睡眠に「ゴールデンタイム」はない
7時間は寝る必要がある(明示されていないので推測)

◯睡眠は90分周期について
私も睡眠サイクルの90分を基本として睡眠時間確保を考えてた時期があります。
その時は、90*4=360分=6時間、90*5=450分=7時間半

例えば、0時に寝て目覚ましを6時か7時半にセットするのです。90分サイクル説は広まっているので、同じように睡眠時間を考えている人は多いのではないでしょうか?

記事の中で90分サイクルを部分否定しているように、実際私も6時間や7時間半の睡眠でスッキリ起きれることは少なかったです。

そこで試したのは、記事には書かれていませんが、90分サイクルは正しくて、最初の寝付きには+30分必要だという説です。
つまり、6時間半、8時間寝るのです。私にはこちらの方がやや睡眠の質が確保できたように感じます。

寝付きに30分必要説も実験データがあるはずです。

今後も80分の倍数がいいとか、0時前に寝るのがいいとか関係ないとか、睡眠の数値に関する話題がでてくるでしょう。
しかし90分サイクルだろうと、+30分だろうと、結局は個人によって違います。

心理学や脳科学や睡眠学でいくら詳細な科学的データがでたところで、自分の生活環境が反映されていなければほとんど意味がありません。
まずは、自分の睡眠スタイルは自分で調べることを前提としましょう。

ただし、科学的データはとても参考になります。90分サイクルを部分的に否定した人がでたところで、90分サイクルで調子が良い人も必ず存在します。ですから、俗説とは言っても最初の基準として90分サイクルを参考にするのは間違ってはいません。私の場合も+30の方が多少ましでしたが、それが完璧だとは思いません。

結論
科学的に90分が正しくても間違っていても、結局は自分に合った睡眠時間を見つけなければならない。

◯「22時から深夜2時までが睡眠のゴールデンタイム」

私この情報を南雲吉則医師の本で知りました。

今回の記事では否定されていますね。
ただし、これも人によるとしか言えないでしょう。
現状22時~2時までをゴールデンタイムとして気持ちよく寝られている人に対して、
意味がないとは言えません。

そもそも多くの方が22時に寝るというは現実的に難しいのではないでしょうか?
私も実践しようとしましたが、断念しました。

ゴールデンタイムタイムを含んだ4時間睡眠よりも、含まない6時間睡眠の方が精神力の回復が大きいので、
結局はゴールデンタイムを意識していません。

そもそも、調整できるようなお仕事をされている方や生活リズムの方だけ信じればいい説なので、あえて否定することもありません。

記事の冒頭に

『最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!』

とありますが、これこそが科学的に間違っていると感じました。
科学的な話で通説を否定しているのに、科学的にありえない「必ず」という嘘をご自分で書いているのが残念です。


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