[記事評] 1万時間の法則を意識してはいけない

◯1万時間の法則をご存知でしょうか?

<1万時間の法則>プロとプロ未満の違いは1万時間継続の有無
茂木健一郎[脳科学者]

特定の分野でプロになるには1万時間勉教、練習をすればよい、という経験則です。言いかえると、1万時間勉教したり訓練したりすれば、たいていの人はプロ並みになるということです。

◯誰もが1万時間の法則を意識すべきでしょうか?
重要なのは、1万時間の法則を意識するタイミングです。つまり、どのステージに立っているかです。

ソフトステージに立っている人が最初から1万時間を意識できるでしょうか?
そもそも最初からプロ並になりたいのでしょうか?

私でしたら、何かを始める前や、始めたばかりの頃に1万時間という途方もない時間を聞かされたら、”あぁ、そんなに無理だ。やめよう”となってしまいます。

もちろん、1億時間でもないし、無限時間でもない、もしかしたらできるかも?の1万時間は魅力的かもしれません。

しかし、それはミドルステージ、ハードステージにとって有効であって、ソフトステージャーには重荷でしかありません。

ソフトステージャーにとって重要なのは、内発的動機にそって行動することです。楽しいから行動する、好きだから行動することが最も重要です。そこへ突然1万時間頑張ろう!と言われると、プロになるための外発的動機を強制されることになります。子供の頃、勉教しようと机に向かったら、親から”勉教しなさい!”と言われた途端に、やる気が失せたことないでしょうか?興味をもっている、もしくは興味をもったことでも強制されると、興味が途端に失せてしまいます。

◯どんな時に1万時間の法則を意識すればよいのか?


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